HISTORY リゾンの歩み
創業60年を迎えたリゾングループ。
これまで重ねてきたグループの歩みをお話します。
「竹材商」から“ふるさとまちづくり”へ
リゾングループの最初の一歩は、昭和32年までさかのぼります。当時、現会長の父・橋本定雄は竹材商として地域の皆さまが持つ山に入り、竹を取らせていただいていました。
こうしたお付き合いの中で、定雄の人柄を好んだ皆さまから、所有されている山林を「売りたい」「買いたい」といったご相談をいただくようになりました。こうして始まった不動産業を、現会長・橋本岩樹が株式会社橋本不動産として法人化。「いきいきした地域を創る」という想いから、昭和63年に株式会社リゾンへと社名を変更しました。
株式会社リゾンの名は、「Lively(=生き生きとした、快活な、暮らしやすい)」+「Zone(地域)」から生まれました。この「リゾン」の名のもと、私たちは日々“ふるさとまちづくり”の在り方を模索し続けています。
会社沿革
昭和32年(1957年)
- 4月
- 橋本定雄、朝霞市で不動産業開始
昭和46年(1971年)
- 3月
- 株式会社橋本不動産設立
橋本岩樹 社長就任
昭和51年(1976年)
- 2月
- 本社ビル落成
昭和60年(1985年)
- 3月
- 和光支店開店
アパート・マンション総合管理業に着手
昭和63年(1988年)
- 7月
- 株式会社橋本不動産から株式会社リゾンへと改名
平成元年(1989年)
- 1月
- 朝霞支店、朝霞台支店開店
大型コンピュータ導入
土地有効利用・税務相談対策・不動産コンサルタント体制確立
平成2年(1990年)
- 7月
- 新座志木支店(現・志木支店)開店
平成4年(1992年)
- 11月
- 西部支店(現・みずほ台支店)開店
平成9年(1997年)
- 5月
- 成増支店開店
平成15年(2003年)
- 6月
- 新座支店開店
平成26年(2014年)
- 10月
- アパマンショップFC店として5店舗がリニューアルオープン
平成27年(2015年)
- 2月
- 株式会社リゾン「コンシェルジュ課」稼働
- 4月
- 株式会社ティーネットワーク統合
- 7月
- 株式会社コミュニティ保証設立
平成29年(2017年)
- 4月
- 株式会社リゾン創業60周年
- 7月
-
橋本岩樹 会長就任
橋本太樹 社長就任
平成30年(2018年)
- 10月
- 大泉まちづくりセンター 開設
LIZOVATION®の原点、「和光市越後山」
リゾングループでは「和光市越後山土地区画整理組合」から業務委託を受け、越後山の地域でまったく新しい“ふるさとまちづくり”に取り組みました。
街並みの中心に地域コミュニティの中核となる公園を擁し、小さなお子さまでも安心して通りに出られる“まち”。誰もが顔見知りで、声を掛け合うことができる“まち”。暮らす方々が祭りやイベントを通して繋がり、地域への愛情を深めていく“まち”。そんな安心の“ふるさとまちづくり”を目指しました。
ここで私たちが実現したかったのは、“一人ひとりが主役のまちづくり”。
たとえばご近所同士の顔がわからないような距離感ではなく、地域の子どもたちはみんなで見守り育んでいく。そんな距離感で暮らせる“まち”を目指しました。
だから、“ふるさとまちづくり”の主体は住まう皆さま。私たちは徹底してそのお手伝いを行いました。
そうして生まれた“まち”こそが「越後山」なのです。
こんなエピソードがあります。
ある年の早春。越後山にある一軒のお宅では、お子さまがお留守番をしていました。そのとき、大きな揺れが街を襲いました。東日本大震災です。いままで体験したこともないような巨大な揺れ。お子さまが悲鳴を上げたそのとき、隣家の方が飛び込んでお子さまを抱え、安全のために外に連れ出したというのです。
私たちは、このお話を伺った際、私たちが目指す“ふるさとまちづくり”の姿がここにあると実感しました。
こうしたことが起こり得たのは、越後山に住む皆さまが、外出するときに「よろしくね」と声を掛け合う距離感で暮らしているから。それは、単なる「ご近所」を超えた親しさです。私たちが目指す“ふるさとまちづくり”が確かに根付いていることを実感した瞬間でした。
和光市越後山地区。
この“まち”こそ、私たちリゾングループが掲げる「LIZOVATION®」の原点であり、“ふるさとまちづくり企業”としての理想そのものなのです。
越後山の田中啓一賞受賞式の様子
お住まいになる皆さまにも“ふるさとまちづくり”にご参加いただく越後山。この街並みが日本不動産学会の田中啓一賞を受賞しました。土地区画整理事業を地権者と住民が共同で進める“ふるさとまちづくり”と、継続的コミュニティづくりに重きをおいた活動が評価されての受賞となりました。
リゾングループにとっては、賞をいただいたという事実以上に、“ふるさとまちづくり”の活動が評価された、感慨深い受賞でした。
イベント参加もリゾンの仕事!?
地域に住まう方々が、お互いに知り合い、繋がること。それこそが地域をより安心で豊かなものにする方法であると考えます。そこでリゾングループは地域のイベントに積極的に参加。
リゾングループのお客さまや地域の方々もイベントにお招きし、地域全体の絆づくりに取り組んでいます。
こうしたイベントの中でも特に印象的なのが、毎年8月に朝霞市で行われる「彩夏祭」です。
イベントは、リゾンのお客さまと地域を結ぶだけでなく、リゾングループの社員一人ひとりと地域の皆さまを結ぶ最良の機会。「リゾンさん」とお声がけいただいていたスタッフが、年を重ねるごとに「リゾンの○○さん」、「○○さん」と自分自身の名前でお呼びいただけるようになっていく様子はとても嬉しいものです。
また、この考え方はリゾングループが進める“ふるさとまちづくり”でも活かされており、まち開きイベントや定期イベントを開催しています。
いまでは“まち”に住まう皆さまが率先してイベントを開き、交流を育んでいます。
リゾングループが参加する主なイベント
北朝霞どんぶり王選手権
北朝霞振興会主催。自慢のどんぶりを持ち寄り、来場者の投票でグランプリを競います。
黒目川花まつり
地域の花祭りに参加。リゾン専用のお席をご用意し、オーナーさまや子育て世帯の入居者さまをお招きします。
溝沼獅子舞
朝霞市溝沼の伝統イベント。当社社員も江戸時代から続く獅子舞を舞い、盛り上げます。
オーナーズゴルフコンペ
30年以上続く恒例のゴルフコンペ。オーナーさまをご招待し、青空のもとプレーします。
彩夏祭
朝霞市最大のお祭り。自社ブースを設け、住宅購入者さまやオーナーさま・入居者さまをお招きします。
奥さまイベント
オーナーさまの奥さまをバスツアーへご招待し、同じ思い出を共有する機会を設けています。
お客さま感謝イベント
街づくり事業部主催イベント。住宅購入者さまをお招きします。
活動報告会(オーナーさま感謝会)
年末の恒例イベント。約400名のオーナーさまや、そのご家族をお招きし盛り上がります。
- その他のイベント
-
- 婚活イベント
- 企業さま向けコミュニティツアー
- 分譲物件まち開き会
- 分譲物件上棟式(餅まき)
- 賃貸コミュニティアパート向け料理教室
- ライブリーサロンものづくりワークショップ
- 和光市越後山マルシェ
- ご契約者さま向けクルージングご招待
- 新座市栄4丁目商店会さんま祭り
- 朝霞ライオンズクラブ主催献血
- 新座駅前イルミネーション設置
- 各地域のお祭りへの参加
リゾングループの歩みは絆づくりの時間
こうしてみると、本当にイベントが多い会社です。おそらくほとんどの社員が、新人の頃に「他の会社では考えられない」と感じたことがあるはずです。
私たちリゾングループはこうしたイベントを重要なものと位置づけ、真剣に取り組んでいるのです。
私たちは、地域の一員です。地域の皆さまとの絆がなければ、日々の仕事のなかで喜びや感謝が生まれるはずがないのです。
ただ売上が上がればいい。
商品が売れ、儲けが出ればいい。
リゾングループは、そんな考え方は絶対にしません。
私たちリゾングループの仕事は、どんなに小さな仕事でも、一つひとつがすべてオーナーさまや入居者さま、そして地域の皆さまに繋がっているのです。
創業者である橋本定雄が山のオーナーさまとの絆に導かれたように。私たちもまたオーナーさまや地域の皆さまとの関係の中で進むべき道を見出しているのです。
イベントなどを通して育まれる、地域の皆さまとの強い絆。この絆のなかで、私たちは「地域に無くてはならないリゾン」になりたいのです。
地域の皆さまとの繋がりの中で、自分たちの存在意義を見出し、“ふるさとまちづくり”に臨む私たちにとって、地域の皆さまとのかけがえのない絆は、何よりも大切な宝なのです。