“ふるさとまちづくり企業”として展開する事業

リゾングループでは、不動産事業を中心に“ふるさとまちづくり企業”としての各種事業を展開しています。創業60年を機に“ふるさとまちづくり企業”へと大きく舵を切ったリゾングループ。私たちが目指す“ふるさとまちづくり”を実現するため、試行錯誤を繰り返しながら事業を拡大しています。
リゾングループが展開する事業は、地域の皆さまとの関わりの中から生まれてきたものばかり。それぞれの事業が有機的に結びつき「LIZOVATION®」を実現する前進力を生み出しています。

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コミュニティ・シェア・デザインという考え方

リゾングループの事業展開には「コミュニティ・シェア・デザイン」という考え方が欠かせません。
日本にはかつて足りないお米やお醤油をお隣から「借りる」ことができた時代がありました。しかし、こうしたコミュニケーションは高度経済成長とともに「恥ずかしいこと」「迷惑」に変化し、次第に失われていきました。
でも、ちょっと考えてみてほしいのです。
たとえば、子育て中のお母さんが一番つらい悩みである「孤育て(孤独な子育て)」や、高齢者の孤独死などはなぜ起こるのでしょう。子どもたちを育てることも、安心して年齢を重ねることも、苦しく辛いことになってしまうのはなぜでしょう。
私たちリゾングループでは、その要因のひとつがこうした「地域のコミュニケーションの喪失」にあると考えています。
毎日の暮らしの中でお隣同士が繋がり、よい関係が育まれていたら。
そうした優しさが穏やかに重なり、“まち”全体がコミュニティとしてつながっていたら。
きっと、誰もが笑顔を曇らせずに済むはずなのです。
みんなが顔見知りで、声を掛け合い、気遣い合うことができる“まち”。
そんな“まち”や地域こそが、何代にも渡って愛される本当の“ふるさと”なのだと私たちは信じています。
リゾングループが地域のお祭りやイベントに積極的に取り組んでいるのも、こうした機会に皆さまが知り合い、交流し、繋がりを育んでほしいから。そして、この地域を“ふるさと”として愛してほしいからに他なりません。
かつて、ご近所同士がお米やお醤油を気軽にシェアできた関係を、現代にふさわしい距離感でもう一度育むこと。
そこに住まう皆さまが、“まち”をシェアし、毎日の空間をシェアし、喜びや笑顔もシェアし、そして課題やその解決法も一緒にシェアしていけること。
そして、「ここで暮らしていきたい」と思える“まち”を、地域を、みんなで育み、お子さまの世代も、次の世代も、みんなで愛しシェアし続けていけること。
そんな“まち”や“ふるさと”を永続的に育んでいけること。
これが「コミュニティ・シェア・デザイン」という“ふるさとまちづくり”の考え方なのです。